御礼とご挨拶

 

拝啓 

 新春の候、皆様におかれましては、ますますご清祥のことと心よりお喜び申し上げます。

 昨年も引き続きCovid-19(新型コロナウィルス感染症)の感染拡大により、対面でのお打合せもままならない状況が続き、皆様には大変ご不便をおかけしました。

 そのような中、皆様からは、たくさんのご相談やご依頼を頂戴し、仕事に没頭することにより、Covid-19の災厄に打ち勝つことができました。また、当事務所も設立して満3年を迎え、事務所としての体制も整ってきたと実感しております。

 これもひとえに、皆様が当事務所を温かく見守ってくださった賜と、あらためて深く感謝しております。

 昨年を振り返りますと、Covid-19の災厄は、私共に色々な気づきを与えてくれました。

 Covid-19の感染拡大防止の名の下、人が同じ場所にいることを前提とした組織の在り方、株主総会を含めた会議の在り方が、根本的な見直しを迫られました。

 ICT技術の進展によるテレワークの推進は、働き方の多様化を推し進めましたが、一方で、人が集って話し合い協働することの大切さを思い知らされることとなりました。

 企業法務を専門とする弁護士として、会社組織の在り方、会社と従業員との関係性、株主との対話について、根本的に見直し、深く考え直すきっかけとなる1年でした。

 新しい年を迎え、まだまだ視界良好とは行きませんが、昨年後半から少しずつ見え始めたCovid-19との戦いの出口に向け、引き続き、Covid-19が投げかけた宿題への最適解を追求しつつ、自らの専門性を研鑽してまいります。

 今後も、皆様との対話を通じて、皆様に寄り添いながら最適なソリューションを追求し、皆様の期待を超えるリーガルサービスを提供すべく努力精進してまいります。

 皆様におかれましては、本年も、より一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

 

敬具

 

令和4年1月吉日